エンドトキシン検出キット ENDOZYME®II GO

GOPLATEを用いた迅速エンドトキシン定量キット

  • GOPLATE を用いるENDOZYME® II の迅速測定”GO”バージョンでは、測定準備を簡素化しつつ、信頼性のある結果を得ることができます。最終製品および製造に使う水や原料のエンドトキシン試験に使うことができます。
  • ウェルにあらかじめ標準品が塗布された96ウェルマイクロプレートGOPLATE を用いることにより、測定準備にかかる 時間を50%以上削減でき、人為的ミスが起こる可能性を抑えることができます。
  • GOPLATE には定量に使うスタンダード (0.005、0.05、0.5、5、50 EU/mL) と試料のポジティブコントロールを 二重測定することができるように所定のウェルに標準品が塗布されています。

エンドトキシン検出キット ENDOZYME®II GOの特長

  • 動物由来の原料を使用していない
  • 測定準備にかかる時間を50%以上短縮
  • 人為的なミスの発生を減らす
  • 水の工程内管理を15分で終えることが可能
  • GOPLATE で得られる検量線の相関係数は>0.980、  ばらつき (CV) が小さい
  • 測定回、測定者によらず一定した再現性
  • 薬局方の規定に準拠した測定プロトコール

エンドトキシン検出キット ENDOZYME®II GO 測定方法

  • サンプルの調製
    試料が水のときはそのまま測定できる。
    水以外の試料ではマトリクスによる干渉 (反応の促進・抑制)を受けることがある。
    回収率が50~200%の範囲となるよう希釈する。
  • 蛍光プレートリーダーを起動
    37℃で測定できるようウォームアップする。
    励起波長:380 nm、蛍光波長:445 nm
  • スタンダード / ブランク / コントロール
    1、2列目のウェルにエンドトキシンフリー水を100 μL ずつ分注する。
  • サンプル / ポジティブコントロール
    3列目以降、各サンプルを4つのウェルに100 μL ずつ分注する。
  • 測定試薬の調製
    キットの測定バッファー、酵素溶液、基質溶液を、8:1:1の割合で混合する。
    * 使用直前に調製する。
  • 検出ステップ
    連続分注ピペットを使い、ウェルに測定試薬を100 μL ずつ分注する。
    プレートを蛍光プレートリーダーに挿入して、1分後に測定する。 ( 0分値 )
    プレートを37℃でインキュベートする。(インキュベーターまたはリーダー内)
    60分後に2回目の測定をする。( 60分値 )
  • データ処理
    60分値から0分値を差し引く。
    線形回帰 log(Y) = A x log(X) + B により検量線を作成する。

オーダーインフォメーション

商品番号 商品 キット構成 価格
890031 ENDOZYME® II GO 基質溶液:1 x 2.5 mL
GOPLATE:2枚
エンドトキシンフリー水:2 x 100 mL
測定バッファー:2 x 12 mL
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