カテゴリ | 糖アルコール | ||
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製品番号 | 176 290 | 製品名 | F-キット エタノール |
包装単位 | 33回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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技術データ |
アルコール飲料、低あるいはノンアルコール飲料、果物、野菜、チョコレート、乳製品、酢、はちみつなどの食品、化粧品、医薬品(チンキ剤)及び生体試料(血液、尿等)中のエタノールの測定。
エタノールは天然のすべての生物に、少しの量としても存在します。アルコール発酵の最終産物で、アルコール飲科における(価格価値を決定する)“望まれる”成分であり、低あるいはノンアルコール飲料においては“望まれざる”成分です。
フルーツジュースなどの果実製品中のエタノールの存在は製品に使われた成分が分解したことを表します。
アルデヒドとケトンの影響は測定時の試薬の添加順序で取り除かれています。メタノールは、使用している酵素のKm値が不利なので反応しません。
n-プロパノール、n-ブタノールとは、この測定条件下では定量的に反応しますがそれ以上の一級アルコール類は試料に起因するクリープ反応を生じます。二級、三級、芳香族アルコールとは反応しません。グリセロールは高濃度でも測定を阻害しません。
測定感度:エタノール 0.10mg/L、吸光度差 0.005A(340nm)
この値は最大試料量v=0.500mL、反応液量V=3.550mL、340nm測定での試料中エタノール濃度0.1mg/Lに相当します。
(v=0.100mL、V=3.150mLでは0.6mg/Lに相当)
測定限界:エタノール 0.50mg/L
この値は、吸光度差0.020(340nm測定)、最大試料量v=0.500mL、反応液量V=3.550mLから導かれます。
エタノール0.3μg(エタノール 0.5mg/L;試料量v=0.500mL;反応液量V=3.550mL)から12μg(エタノール 0.12g/L;試料量v=0.100mL;反応液量V=3.150mL)まで
1試料溶液の2回測定での吸光度のばらつきは0.005~0.010A程度。
試料量v=0.100mL、反応液量V=3.150mL、340nm測定での場合、エタノール濃度に換算すると約0.5~1.0mg/Lになります。
使用した蒸留水にエタノールが含まれているときや空気中にエタノールが存在する場合はそれぞれブランク値の上昇、クリープ反応を引き起こしますので測定中はセルにカバーをしてください。