E-液状キット グリセロール

食品およびその他の試料中のコレステロールの吸光度定量用試薬
自動分析装置等適用及び用手法キット [ 液状試薬、スタンダード別売 ]

E-液状キット グリセロール 製品情報

オーダーインフォメーション

カテゴリ その他
製品番号 E5360 製品名 E-液状キット グリセロール
ENZYTEC fluid Glycerol
包装単位 10回×4本 測定用 希望価格 価格表ダウンロード
測定法 UV法 保存方法 要2~8℃保存
資料ダウンロード

方法

グリセロキナーゼ(GK)、ADP 依存性ヘキソキナーゼ(ADP-HK)およびグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(G6P-DH)を用いた酵素UV試験法

測定原理


保存条件および試薬の安定性

コンタミを避け、+4℃で保存した場合、試薬類は表示の有効期限の月末まで安定です。凍結はしないで下さい。

警告および使用上の注意

  1. 試薬は保存剤としてアジ化ナトリウム(0.95g/l)を含んでいます。飲み込まないようご注意下さい。また皮膚や粘膜に触れないようご注意下さい。
  2. 研究用試薬を使用する場合に必要な使用上の注意をお守り下さい。

試薬調製

試薬類および標準液はそのまま直ぐに使用できます。

追加(添付はされておりませんが測定に必要なもの)

蒸留水(無菌状態で重金属を含有してない)および一般的な実験用器具を使用します。

包装内容および試薬濃度

R1 4×20.8
ml
バッファー
D-グルコース
GK
ADP-HK
G6P-DH
pH7.5
10mmol/l
≥500U/l
≥500U/l
≥5000U/l
R2 4×5.5
ml
バッファー
NAD
ATP
pH6.0
≥20mmol/l
≥1mmol/l

測定操作

波長:340nm、Hg334nm、Hg365nm
光路長:1.00cm
温度:室温(+20℃~)/+37℃
測定対照:水

以下の手順に従って手動で測定する場合、試薬ブランクは試験のたびに測定し、結果の計算には試料の測定値から差し引いてください。試料ブランクは試料それ自身に測定への影響が考えられる時にのみ設定してください。

試料
ブランク
(RB)
試料 試料
ブランク
(SB)
(SBは必要
に応じ使用)
試料/コントロール
蒸留水
R1

100μl
2000μl
100μl

2000μl
100μl

2000μl
混和し、+37℃1分、あるいは室温(+20℃~)3分経過後、
吸光度(A1)を測定します
次いでR2を添加します
R2
蒸留水
500μl
500μl

500μl
混和し、反応終了まで待って(+37℃5分、
あるいは室温(20℃~)15分経過後)吸光度(A2)を測定します

計算

RBを使用して測定した場合:
 ΔA=(A2-df×A1)試料-(A2-df×A1RB
SBを使用して測定した場合:
 ΔA=(A2-df×A1)試料-(A2-df×A1SB-(A2-df×A1RB
 df;吸光度測定用に行った希釈、および反応液量を
 考慮した係数で、
 df=(試料液量+R1)/(試料液量+R1+R2)=0.808
 となる。

従って、計算式は以下のようになります。
 Cグリセロール[g/l 試料液量]=V×MW×ΔA/ε×d×v×1000
 V(終量)(反応液量)=2600[μl]
 MW(分子量)=92.1[g/mol]
 d(光路長)=1.00[cm]
 v(試料液量)=100[μl]
 ε(NADHの吸光係数)[ mmol-1×cm-1]: 340nm=6.3、334nm=6.18、365nm=3.4

よって、定量結果は以下のように計算されます。
 340nm:Cグリセロール[g/l]=0.380×ΔA
 334nm:=0.388×ΔA
 365nm:=0.704×ΔA

上記の係数はパラメータを変更した場合(例えば試料液量等)は、再計算し直してください。
試料の調製において、分析試料を希釈した場合は、これに希釈率を掛けてください。

固体試料についての計算は
 Cグリセロール[g/100g]=(Cグリセロール[g/l 試料液量] /秤量試料[g/l 試料液量])×100

キャリブレーション(校正)用および測定用コントロール

自動吸光度測定システム用、ならびに精度および正確度管理用内部標準として、ENZYTEC E-キット・液状 グリセロール・コントロールCat.No.E5480、3×3ml)をご使用下さい。コントロールは直ぐに使用できます。

特長

  1. 測定範囲:
    本法は10~250mg/l(340nmで測定)の範囲内のグリセロールを測定することができます。測定範囲の上限を超した場合は、試料を希釈して再測定してください。計算の際には希釈係数をかけます。
  2. 特異性:
    本法はグリセロールに特異的な方法です。
    GK活性が低いのでジヒドロキシアセトンは変換されません。
  3. 検出限界:
    340nm測定で、2.1mg/lが最小検出濃度です。
    検出限界は、グリセロールを含まない試料を20回測定し、その標準偏差値を3倍した数値に相当します。