カテゴリ | その他 | ||
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製品番号 | E5360 | 製品名 | E-液状キット グリセロール ENZYTEC fluid Glycerol |
包装単位 | 10回×4本 測定用 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
測定法 | UV法 | 保存方法 | 要2~8℃保存 |
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グリセロキナーゼ(GK)、ADP 依存性ヘキソキナーゼ(ADP-HK)およびグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(G6P-DH)を用いた酵素UV試験法
コンタミを避け、+4℃で保存した場合、試薬類は表示の有効期限の月末まで安定です。凍結はしないで下さい。
試薬類および標準液はそのまま直ぐに使用できます。
蒸留水(無菌状態で重金属を含有してない)および一般的な実験用器具を使用します。
R1 | 4×20.8 ml |
バッファー D-グルコース GK ADP-HK G6P-DH |
pH7.5 10mmol/l ≥500U/l ≥500U/l ≥5000U/l |
R2 | 4×5.5 ml |
バッファー NAD ATP |
pH6.0 ≥20mmol/l ≥1mmol/l |
波長:340nm、Hg334nm、Hg365nm
光路長:1.00cm
温度:室温(+20℃~)/+37℃
測定対照:水
以下の手順に従って手動で測定する場合、試薬ブランクは試験のたびに測定し、結果の計算には試料の測定値から差し引いてください。試料ブランクは試料それ自身に測定への影響が考えられる時にのみ設定してください。
試料 ブランク (RB) |
試料 | 試料 ブランク (SB) (SBは必要 に応じ使用) |
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試料/コントロール 蒸留水 R1 |
- 100μl 2000μl |
100μl - 2000μl |
100μl - 2000μl |
混和し、+37℃1分、あるいは室温(+20℃~)3分経過後、 吸光度(A1)を測定します 次いでR2を添加します |
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R2 蒸留水 |
500μl - |
500μl - |
- 500μl |
混和し、反応終了まで待って(+37℃5分、 あるいは室温(20℃~)15分経過後)吸光度(A2)を測定します |
RBを使用して測定した場合:
ΔA=(A2-df×A1)試料-(A2-df×A1)RB
SBを使用して測定した場合:
ΔA=(A2-df×A1)試料-(A2-df×A1)SB-(A2-df×A1)RB
df;吸光度測定用に行った希釈、および反応液量を
考慮した係数で、
df=(試料液量+R1)/(試料液量+R1+R2)=0.808
となる。
従って、計算式は以下のようになります。
Cグリセロール[g/l 試料液量]=V×MW×ΔA/ε×d×v×1000
V(終量)(反応液量)=2600[μl]
MW(分子量)=92.1[g/mol]
d(光路長)=1.00[cm]
v(試料液量)=100[μl]
ε(NADHの吸光係数)[ mmol-1×cm-1]: 340nm=6.3、334nm=6.18、365nm=3.4
よって、定量結果は以下のように計算されます。
340nm:Cグリセロール[g/l]=0.380×ΔA
334nm:=0.388×ΔA
365nm:=0.704×ΔA
上記の係数はパラメータを変更した場合(例えば試料液量等)は、再計算し直してください。
試料の調製において、分析試料を希釈した場合は、これに希釈率を掛けてください。
固体試料についての計算は
Cグリセロール[g/100g]=(Cグリセロール[g/l 試料液量] /秤量試料[g/l 試料液量])×100
自動吸光度測定システム用、ならびに精度および正確度管理用内部標準として、ENZYTEC E-キット・液状 グリセロール・コントロール(Cat.No.E5480、3×3ml)をご使用下さい。コントロールは直ぐに使用できます。