E-キット D-乳酸/L-乳酸

食品分析及び一般分析用試薬キット
用手法キット [ スタンダード別売、エコノミーキットと改良キット ]

E-キット D-乳酸/L-乳酸 製品情報

オーダーインフォメーション

カテゴリ 有機酸
製品番号 E1255 製品名 E-キット D-乳酸/L-乳酸
ENZYTEC D-/L-Lactic acid
包装単位 32回 測定用 希望価格 価格表ダウンロード
測定法 UV法 保存方法 要2~8℃保存
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はじめに

本法(D-および/またはL-乳酸)は、オランダ、ドイツ、イタリア、およびスイスの食品法、ならびにEU規則に収載されています。
IDF、IFU、AJIN、MEBAK、OIV、およびVDLUFAで推奨され、DIN、EN、ISO、GOSTで標準化されています。

測定原理


装置条件

波長:340nm(NADPH)ε=6.31×mmol-1×cm-1
光路長:1.00cm(ガラスまたはプラスティック・キュベット)
温度:室温(+20℃~)
終量(反応液量)(D-乳酸含量がL-乳酸含量よりも少ない場合):2.240ml(D-乳酸)2.260ml(L-乳酸)
測定対照:水
試料溶液:0.100~1.000ml試料溶液中0.3~30μgD-乳酸+L-乳酸含有

試薬

1.34mlのグリシルグリシン バッファー pH約10.0中に、
   約490mgのL-グルタミン酸を含有
   (安定性は包装ラベルを参照)しており、
   溶液をそのまま使用します。

#2.凍結乾燥した約250mgのNAD(安定性は
   包装ラベルを参照)を含有しています。
   内容物を7mlの蒸留水を加えて溶解して
   そのまま使用します。
   溶液は4℃保存で1ヶ月間、-20℃で
   2ヶ月間安定です。

#3.約0.7mlのGPT懸濁液(約1100U)
   (硫酸アンモニウム液)
   (安定性は包装ラベルを参照)を
   含有しています。懸濁液をそのまま使用します。
   懸濁液をピペットで秤取する前にビンを
   注意深く回転させ内容物を均一に分散させます。

#4-D.約0.7mlのD-LDH(約3800U)グリセロール液
   (安定性は包装ラベルを参照)を含有しており、
   そのまま使用します。

#4-L.約0.7mlのL-LDH(約3800U)グリセロール液
   (安定性は包装ラベル参照)を含有しており、
   そのまま使用します。

追加(キット中には含まれません)

測定試験のコントロールとして、D-乳酸、あるいはL-乳酸のリチウム塩、あるいはカルシウム塩 0.15g/lの標準液を使用します。

D-乳酸あるいはL-乳酸の測定用試薬類はすべて、人に無害です。化学実験室における作業用一般安全性規則に準拠して、使用後は実験室廃棄物として処理できます。包装材料はリサイクルできます。

特長

  1. 特異性:
    D-乳酸あるいはL-乳酸に特異的(D-/L-乳酸イオンとして反応します)です。市販のD乳酸(L-乳酸)を測定した場合の含有量は、約99(98)%の結果が期待されます。フリーの乳酸は、部分的に生成するラクチル乳酸が、本法では反応しないので標準物質として使用できません。
  2. 感度:
    0.15mg/l(ΔA=0.005;v=1.000ml;V=2.240/2.260ml)
  3. 検出限度:
    0.3mg/l(ΔA=0.010;v=1.000ml;V=2.240/2.260ml)
  4. 直線性:
    0.3μg/測定(v=1.000ml;V=2.240/2.260ml)~30μg/測定(v=0.100ml;V=2.240/2.260ml)
  5. 精度:
    ΔA=±0.005~±0.010吸収単位(Abs.)
    CV=約2~3%
    ヨーグルト:
     r=0.03gD-乳酸/100gまたは0.05 gL-乳酸/100g
     R=0.05gD-乳酸/100gまたは0.07 gL-乳酸/10
    ワイン:
     r=0.02+0.07 ×CL-乳酸[g/l]
     R=0.05+0.125 ×CL-乳酸[g/l]
  6. 測定妨害:
    A2測定時、乳酸に変換後、試薬によるクリープ反応が起きる場合があります。
    ブランクと試料の吸光度測定時間を一定にするために迅速に測定を行った場合は、D-LDHあるいはL-LDHを添加した時点からの外挿法による補正を必要としません。
  7. 技術情報:
    手のひらの汗にはL-乳酸が多く含まれていますので、測定に際してご注意ください。

参考文献

  1. Gawehn, K.(1984)in Methods of Enzymatic Analysis(Bergmeyer, H.U., ed.)3rd. ed.,vol.VI, pp. 588-592,VerlagChemie, Weinheim, Basel., Noll, F.(1966)Methode zur quantitativen Bestimmungvon L(+)-Lactat mittels LDH und GPT, Biochem. Z. 346, 41-49.