カテゴリ | 糖質 | ||
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製品番号 | 986 119 | 製品名 | F-キット 乳糖/D-グルコース |
包装単位 | 各32回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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ミルク、乳製品、ミルクや乳製品を含む食品、医薬品(錠剤、糖衣錠など)、生体試料中の乳糖およびD-グルコースの測定。
乳糖はほ乳類のミルクの重要な炭水化物の成分です。相対的に不溶性なので容易にホエーから分離できます。D-グルコースはD-ガラクトースと同様、乳糖の分解産物です。
D-グルコースは動物、植物界に広く存在します。
炭水化物代謝の必須の成分で、しばしばD-フルクトース、シュークロースと同時に、遊離の形で存在します。
しかしより重要な形はジ、トリ、オリゴ、ポリサッカライド(乳糖、マルトース、シュークロース、ラフィノース、デキストリン、澱粉、セルロースなど)の形です。
D-グルコース食品の製造に用いられる転化糖、澱粉糖の成分です。
本法は乳糖及びD-グルコースに特異的です。
測定感度は試料量(v)が0.500mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは(340nm)で測定した際の約2mg/l(試科溶液)の乳糖及び約1mg/l(試料溶液)のD-グルコース濃度に相当します。7mg/lの乳糖、4mg/lのD-グルコースの測定限界は、最大試料量(v)が0.500mlの時の吸光度変化量0.020(340nm)に由来します。
測定の直線性は4μg L-乳糖+D-グルコース/アッセイ(7mg L-乳糖+D-グルコース/l試料溶液:v=0.500ml)から200μg L-乳糖+D-グルコース/アッセイ(2g L-乳糖+D-グルコース/l試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。
D-グルコースの測定において一つの試料を二重測定した場合、0.005から0.010の吸光度の違いが起きます。
乳糖(D-グルコースの存在下)の測定において一つの試科を二重測定した場合、0.010から0.015の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内で1~2%です。
D-ガラクトースを通じての乳糖(⇒F-キット 乳糖/D-ガラクトース、製品番号176 303)の統計データは、開始酵素と補酵素が異なるだけの、D-グルコースを通じての乳糖測定法の評価に用いることが出来ます。