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製品番号 | 725 854 | 製品名 | F-キット 亜硫酸 |
包装単位 | 31回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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果実、野菜製品、スパイス、ビール、ワインなどの食品、医薬品、排気ガス、空気、水中の亜硫酸塩の測定。
二酸化硫黄、亜硫酸およびその塩(亜硫酸塩)は天然には非常に低い濃度でしか存在しませんが、食品の工業的製造分野では非常に長い間使用されてきました(硫化)。
亜硫酸塩は細胞にとって毒物と見なされるので、代謝では、迅速に酸化され排出されます。
食品中の亜硫酸塩濃度は多くの国で法的に規制されており、その内容量はラベルに表示しなければなりません。
亜硫酸オキシダーゼは亜硫酸塩、イソチオシアネートおよびそのグリコシドと反応するので、マスタード、白ネギ、ニンニク、西洋ワサビ、タマネギなどを分析する際にはクリープ反応が起きるか、数値が非常に高く出ます。
有機スルフォン酸化合物はクリープ反応の程度を上昇させます。硫化物、チオ硫酸、硫酸塩及び有機のスルフィン酸化合物はこの測定条件下では反応しません。
測定感度は試料量(v)が2.000mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは(340nm)で測定した際の約0.1mg/l(試料溶液)の亜硫酸塩濃度に相当します。0.3mg/lの測定限界は、最大試料量(v)が2.000mlの時の吸光度変化量0.020(340nm)に由来します。
測定の直線性は0.6μg亜硫酸塩/アッセイ(0.3mg亜硫酸塩/試料溶液:v=2.000ml)から30μg亜硫酸塩/アッセイ(0.3g亜硫酸塩/試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。
一つの試料を二重測定した場合、0.005から0.010の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内で約1~4%です。
(亜硫酸塩は輝発性で容易に酸化すると言う事実が大きな理由です。)
x=260mg/kg r=45mg/kg S(r)=±16mg/kg
R=129㎎/kg S(R)=±46mg/kg
x=4.9mg/kg r=0.8mg/l S(r)=±0.3mg/l
R=1.6㎎/l S(R)=±0.6mg/l
L-アスコルビン酸は亜硫酸オキシダーゼを阻害します。測定中の高濃度のL-アスコルビン酸は中間産物として形成される過酸化水素と反応するので、測定結果が低くなりすぎます。