カテゴリ | 糖質 | ||
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製品番号 | 207 748 | 製品名 | F-キット スターチ |
包装単位 | 27回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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シリアル製品、小麦粉、べーカリー製品、ポテトなどの食品、紙、ボール紙、医薬品、生体試料中のスターチの測定ならびに飲料、ジャム中の部分分解スターチ(グルコースシロップ、澱粉糖)やビール中のデキストリンの測定。
スターチは植物(アミロース、アミロペクチン)や動物(グリコーゲン)などの貯蔵炭水化物として用いられます。
スターチは構造的に、α-1,4-とα-1,6-結合により結ばれているD-グルコース単位から構成されている不規則なポリマーです。
酵素的、あるいは酸による化学的分解の時、オリゴグルコシドとD-グルコースが形成されます。スターチは食品や動物飼料の重要な栄養素です。
アミログルコシダーゼはアミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキストリンなどのポリサッカライドと同様に、マルトース、マルトトリオース、それらの高次体などのα-1,4-とα-1,6-結合を分解します。
酵素的に、“高次ポリマー”と“低次ポリマー”の区別は不可能ですが、試料調製の間の、エタノール/水混合物による洗浄で可能となります。これはスターチはオリゴサッカライドと違い、エタノール/水(比率は採用された方法に依存する)には溶解しないことによります。オリゴサッカライドの溶解性は、エタノール濃度が増えるに従い減少します。
測定感度は試料量(v)が1.000mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは(340nm)で測定した際の約0.6㎎/l(試料溶液)のスターチ濃度に相当します。
1.2mg/lの測定限界は、最大試料量(v)が1.000mlの時の吸光度変化量0.020(340nm)に由来します。(注:スターチをHClやDMSOに溶解したら、測定に用いる最大試料量は0.200mlです。)
1回の測定において、スターチ1.2μg(1.2mg/L、試料量1,000mlで測定)~70μg(0.7g/L、試料量0.100mL)の間に直線性があります。
一つの試料を二重測定した場合、0.010から0.015の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内で約1~2%です。