カテゴリ | 糖アルコール | ||
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製品番号 | 670 057 | 製品名 | F-キット D-ソルビトール/キシリトール |
包装単位 | 12回×3 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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果実製品、菓子、キャンディーなどの食品、医薬品(輸液、注入液など)、化粧品、紙、ボール紙、生体試料中のD-ソルビトールとキシリトールの測定。
D-フルクトースの還元産物であるD-ソルビトールは果実中に広く存在します。また食品工業で、保湿剤や、D-グルコースに比較し代謝にインシュリンを必要としないため、ダイエット食品での糖の代替物として使用されます。
キシリトールは糖アルコールで、果実、野菜、キノコにしばしば存在します。肝臓の注入治療に用いられます。
D-ソルビトールとキシリトールのほかに、ソルビトール脱水素酵素はイディトール、アリトール、リビトールなどのポリオールを滅少した速度ではあるが酸化します。
マンニトール、ダルチトールなどの他のポリオールは反応しません。グリセロールはこの条件下では酸化されません。
測定感度は試料量(v)が2.000mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは約0.1㎎/l(試料溶液)のソルビトール、あるいはキシリトール濃度に相当します。
約0.2㎎/lの測定限界は、最大試料量(v)が2.000mlの時の吸光度変化量0.015に由来します。
測定の直線性は0.4μgソルビトール、あるいはキシリトール/アッセイ(0.2㎎ソルビトール、あるいはキシリートル/試料溶液:v=2.000ml)から10μgソルビトール、あるいはキシリトール/アッセイ(0.10gソルビトール、あるいはキシリトール/試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。
一つの試料を二重測定した場合、0.005から0.010の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内で1~2%です。
x=4.56g/100g n=10 s= ±0.149g/100g CV=3.27%
x=18.76g/100g n=10 s= ±0.283g/100g CV=1.51%
x=4.66g/100g n=19 r= ±0.22 g/100g R=0.35g/100g
rrel=4.72% Rrel=0.35%
x= 19.51g/100g n=17 s= ±0.64 g/100g R=1.28g/100g
rrel=3.28% Rrel=6.56%
高濃度の、フルーツジュース中のL-アスコルビン酸や果実中の亜硫酸などの還元物質は、INTと反応し、クリープ反応を引き起こすことにより測定に干渉します。
D-フルクトースとブチレングリコーレは測定に干渉しません。
※本法は、ドイツの食品法に収載されています。
またIFUおよびA.IJ.Nにより推奨されています。