カテゴリ | 糖質 | ||
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製品番号 | 428 167 | 製品名 | F-キット ラフィノース |
包装単位 | 32回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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精糖製品、大豆、穀類粉などの食品、生体試料中のラフィノース、D-ガラクトースの測定。
ラフィノースはD-ガラクトース、D-グルコース、D-フルクトースより成るトリサッカライドです。
甜菜に相対的に高濃度で存在し、また大豆などの他の植物にも存在します。食品油の存在は混ぜ物、例えば大豆製品の許可されていない添加などの間接的証明となります。
α-ガラクトシダーゼはラフィノース以外に、ガラクチノール、メリビオース、スタキロースなどの、他のα-ガラクトシドを加水分解します。
乳糖などの、β-ガラクトシド結合を持つ基質は加水分解せず、高い濃度で存在しても測定には干渉しません。
ガラクトース脱水素酵素はD-ガラクトースに加えL-アラビノースを酸化します。少量の遊離のD-ガラクトースとD-アラビノースは、化学的、酵素的反応により天然のグリコシド結合から遊離する場合のみ、食品中に存在します。
測定感度は試料量(v)が0.500mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは(340nm)で測定した際の約3㎎/l(試料溶液)のラフィノース濃度及びに約1㎎/l(試料溶液)のD-ガラクトース濃度相当します。
ラフィノースに関しては5㎎/l、D-ガラクトースは2㎎/lの測定限界は、最大試料量(v)が0.500mlの時の吸光度変化量0.010(340nm)に由来します。
測定の直線性は3μgラフィノース+D-ガラクトース/アッセイ(5mg ラフィノース+D-ガラクトース/試料溶液:v=0.500mI)から250μgラフィノース+D-ガラクトース/アッセイ(2.5gラフィノース+D-ガラクトース/試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。
D-ガラクトースの測定で一つの試料を二重測定した場合、0.005から0.010の吸光度の違いが起きます。
ラフィノースの測定(D-ガラクトースの存在下)で一つの試料を二重測定した場合、0.010から0.015の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内で1~3%です。
D-ガラクトース:
r=0.10x(content D-ガラクトース in g/100g)g/100g
R=0.12x(content D-ガラクトース in g/100g)g/100g