カテゴリ | 他の物質 | ||
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製品番号 | 542 946 | 製品名 | F-キット 尿素/アンモニア |
包装単位 | 各25回 | 希望価格 | 価格表ダウンロード |
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べーカリー製品、肉製品、ミルクなどの食品、肥料、医薬品、化粧品、紙、ボール紙、水泳プール、生体試料(血清、尿など)中の尿素及びアンモニアの測定。
尿素は蛋白質代謝の最も重要な分解産物です。体液でも尿の測定は、筋肉細胞中の蛋白質バランスや乳牛に対する蛋白質供給の指標となります。
尿素は時に(違法に)、実際に含まれているより多くの肉が入っていると思わせるために肉製品に添加されます(混ぜ物)。
水泳プールでは尿素は、尿の存在の指標となります。また化粧品、医薬品、紙の製造に成分として用いられます。
アンモニアは窒素サイクルの重要な成分であり、多くの化学的、生物的過程(有機物の分解、消化など)の結果として発生します。
高濃度のアンモニアはミルクや海産物などの物質の(微生物による)分解や、水中の糞便、尿、微生物の存在の指標となります。
アンモニアは微生物学的、生物工学的発酵過程において、多くの微生物の重要な窒素源です。
本法は尿素とアンモニアに特異的です。
測定感度は試料量(v)が2.000mlの時の0.005吸光度に基づいています。これは(340nm)で測定した際の約0.02mg/l(試料溶液)のアンモニア濃度、ならびに0.04㎎/l(試料溶液)の尿素濃度に相当します。アンモニア測定における0.08mg/l、尿素測定における0.15mg/lの測定限界は、最大試料量(v)が2.000mlの時の吸光度変化量0.020(340nm)に由来します。
アンモニアの測定における測定の直線性は0.2μgアンモニア/アッセイ(0.08㎎アンモニア/試料溶液:v=2.000ml)から8μgアンモニア/アッセイ(0.08gアンモニア/試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。尿素の測定における測定の直線性は0.3μg尿素/アッセイ(0.15mg尿素/試料溶液:v=2.000ml)から14μg尿素/アッセイ(0.14g尿素/試料溶液:v=0.100ml)の間にあります。
アンモニアの測定において一つの試料を二重測定した場合、0.005から0.010、尿素においては0.005から0.015の吸光度の違いが起きます。
標準偏差値は測定範囲内でアンモニアで約1~2%、尿素で1~3%です。
食品中のほとんどの一般の成分は、測定に干渉しません。タンニンは反応を遅くし、過塩素酸による除蛋白の結果生じる蛋白質断片はクリープ反応を増加させます。