E-キット D-グルコース
食品及び一般分析用試薬キット
用手法キット [ スタンダード別売、エコノミーキットと改良キット ]
E-キット D-グルコース 製品情報
オーダーインフォメーション
カテゴリ |
糖質 |
製品番号 |
E1210 |
製品名 |
E-キット D-グルコース ENZYTEC D-Glucose |
包装単位 |
32回 測定用 |
希望価格 |
価格表ダウンロード |
測定法 |
UV法 |
保存方法 |
要2~8℃保存 |
資料ダウンロード |
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はじめに
本法は、オーストリア、ドイツ、イタリア、スイスの食品法およびEU規則に収載されています。
AOAC、IFU、AIJN、MEBAK、OICCC、およびOIVで推奨され、DIN、EN、GOST、NENおよびNFで標準化されています。
測定原理
装置条件
波長:340nm(NADPH)ε=6.31×mmol-1×cm-1
光路長:1.00cm
(ガラスまたはプラスティック・キュベット)
温度:室温(+20℃~)
終量(反応液量):3.020ml
測定対照:水
試料溶液:0.100~2.000ml試料溶液中
1~100μgD-グルコース含有
試薬
- トリエタノールアミン バッファー pH約7.6、約80mgのNADP、約190mgのATP、および硫酸マグネシウム(安定性は包装ラベルを参照)からなる混合粉末を含有しています。
内容物を31mlの蒸留水に溶解してそのまま使用します。溶液は4℃保存で1ヶ月間、-20℃保存では2ヶ月間安定です。(-#1)
- 約0.7mlのHK/G6P-DH懸濁液(約200U/100U)(硫酸アンモニウム液)(安定性は包装ラベルを参照)を含有しています。懸濁液をそのまま使用します。
懸濁液をピペットで秤取する前にビンを注意深くゆっくり回転させ内容物を均一に分散させます。(-#2)
追加(キット中には含まれません)
測定試験のコントロールとして、無水超高純度のD-グルコース、0.5g/lの標準液を使用します。
D-グルコースの測定用試薬類はすべて、人に無害です。化学実験室における作業用一般安全性規則に準拠して、使用後は実験室廃棄物として処理できます。包装材料はリサイクルができます。
特長
- 特異性:
D-グルコースに特異的です。
市販のD-グルコースおよびD-グルコース・1水和物を測定した場合は、水分を含むため含有量は100%以下になります。
- 感度:
0.2mg(ΔA=0.005;v=2.000ml;V=3.020ml)
- 検出限度:
0.4mg(ΔA=0.010;v=2.000ml;V=3.020ml)
- 直線性:
1μg/測定(v=2.000ml;V=3.020ml)~100μg/測定(v=0.100ml;V=3.020ml)
- 精度:
ΔA=±0.005 吸収単位(Abs.)
CV=約1~2%
果実ジュース
r=0.42+0.027 ×CD-グルコースg/l[g/l]
R=1.0+0.042 ×CD-グルコースg/l[g/l]
低カロリービール:
r/ R=0.30g/l, または 1.22g/l(x=10g/l)
ワイン:
r=0.056 ×CD-グルコースg/l[g/l]
- 測定妨害:
特にありません。
- 技術情報:
試薬類は、D-果糖(PGIを追加)とショ糖(β-フルクトシダーゼを追加)の定量にも使用できます。
参考文献
- Schemidt, F.H.(1961)Die enzymatische Bestimmungvon Glucose und Fructose nebeneinander, Klinische Wocheschrift 39, 1244-1247.