F-キット エタノールの定量操作方法

F-キット エタノール(Cat.NO.176290)の定量操作方法

(1)試薬の調製

  • メスシリンダーまたはガラスピペットを用いてビン1の溶液を(錠剤)溶解用容器にビン2の錠剤1錠当り3mLの割合で加えます。
  • ビン2の錠剤を付属のピンセットで取って(錠剤)溶解用容器に加え、泡立てないよう穏やかに溶解します。試薬が安定するまで約15分間静置します。
  • ビン3の酵素懸濁液が均一になるように詮をしたまま倒してローリング(振盪)します。
試薬の調製 試薬の調製02

(2)試薬及び試料のピペッテイングと吸光度測定操作

ステップ1:

  • 各キュベット(セル)に各3mLの溶液IIを加えます。
試薬及び試料のピペッテイングと吸光度測定操作

ステップ2:

  • 試料またはブランク用水 各0.1mLをキュベット内の溶液 (溶液II) の水面下に流し入れます。
    ※ピペッターのチップ先端が外気に触れないようにしてください。
  • パラフィルム等で各キュベットを密封し、泡立てないよう2~3回緩やかに倒置攪拌をします。
ステップ2

ステップ3:

  • 混和して約3分間静置した後、分光光度計(波長340nm)で各キュベットの吸光度(E1)を測定します。

・・・酵素反応前の検体とブランクを測定します。

ステップ3_02

ステップ3

ステップ4:

  • パラフィルムを少し開けて、溶液Ⅲ(ビン 3) 0.05 mLを加えます。(または各キュベット毎に攪拌棒[別売品]を準備し、溶液Ⅲ(ビン 3) 0.05 mLを撹拌棒先端[へら部分]にのせて各キュベット内に入れ攪拌します。)
    泡立てないよう2~3回穏やかに倒置撹拌します。

ステップ402

ステップ4

ステップ5:

  • 混和後、20℃以下(室温)で約10分間静置した後、再び吸光度(E2)を測定しま す。

・・・酵素反応後に生成した NADH を測定します。

ステップ502

ステップ5

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