NMR試薬 残余双極子相互作用(RDC)測定試薬 Pf1

Pf1は使いやすく、繰り返し測定できます。

NMR試薬 残余双極子相互作用(RDC)測定試薬 Pf1

NMR試薬
残余双極子相互作用(RDC)測定試薬 Pf1

NMR測定において残余双極子相互作用値(RDC)を測定することが増えてきています。

Pseudomonas aeruginosa ファージPF1のようなフィラメント状ファージを用いると信頼 性の高いRDCデータを得ることができます。

Hyglos GmbHはバクテリオファージに対する高い技術を生かして製造した、RNaseおよびプロテアーゼを含まないPF1ファージを提供します。

NMR試薬 残余双極子相互作用(RDC)測定試薬 Pf1の仕様

  • 残余双極子相互作用
    残余双極子相互作用値(Residual Dipolar Coupling:RDC)を測定することによりタンパク質、DNA、RNAの立体構造に関する情報が得られます。
    PDCは、高分子の構造解析に用いられている核オーバーハウザー効果(NOE)の情報を補完し、ときにはNOEに置き換えることもできます。
    タンパク質ドメイン間の相対配置やリガンド・レセプター複合体構造についての解析が容易になります。
    残余双極子相互作用は、磁場で配向性をもつ溶媒中で溶質分子の運動が若干の異方性を示す状態で得られる情報です。
    液晶状態を示すbicellesやフィラメント状ファージPf1が存在すると、溶質分子は溶媒中のこの配向した分子との衝突の繰り返しによって、あるいは静電気的な作用、弱い結合作用によって異方性を示します。
  • PF1ファージ
    Pf1は7,349塩基のDNAファージで、環状DNAがコートタンパク質と1:1で存在します。
    フィラメント状で、Pseudomonas aeruginosa Krで伸長します。
    Pf1フィラメントの平均的な大きさは2000×6nmです。
    Pf1はpH7.4でマイナス荷電(10e/nm)します。
    重さは3.75×107g/molです。
    Pf1ファージの共溶媒を変えるためには、Pf1を遠心して沈殿させ、目的の溶媒で再懸濁させます。
    Pf1は270nmの吸光度により定量します。(ε=2.25cm-1 mg-1

NMR試薬 残余双極子相互作用(RDC)測定試薬 Pf1グラフ

オーダーインフォメーション

  Bicelles フィラメント状ファージPf1
適用温度 30~32℃ 5~30℃(推奨20~27℃)
適用pH範囲 主として酸性タンパク質 pH6~8、100mM以下のNaCl2を含む
取扱い 測定準備に時間がかかることがあります。 共溶媒の調製が不要です。
サンプルに試薬を加えるだけで測定できます。
分子構造に
対する影響
溶液に脂質(bicellesを形成していない)
が若干存在します。
この脂質が分子構造の変化を引き起こす
可能性があります。
これまで、タンパク質の構造に変化を
起こすという報告はありません。
4℃での
サンプル保存
bicellesは指定された温度および塩濃度
で安定です。
数ヶ月間安定の保存ができ、再測定が可能です。

資料ダウンロード

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