変異解析手法をもちいた各種分析論文例

タイトル要約
植物の品種同定の新しい方法-マイクロサテライトの高分解融解曲線解析:
ぶどう台木およびオリーブの栽培変種確認への応用
A new approach to vatietal identification in plants by microsatellite high resolution melting analysis: application to the verification of grapevine and olive cultivars.
John F Mackay, Christopher D Wright, Roderick G Bonfiglioli
Plant Methods 2008, 4:8 (19 May 2008)

John F Mackay,1Cristopher D Wright,2 and Rodetic G. Bonfiglioli.1,2
1Linnaeus Laboratory, Gisbore, New Zealand and 2 Riversun Nursery Ltd. Gisborne, New Zealand

背景
マイクロサテライトは安定しており多型性も高いことから多くの植物において分子マーカーとして用いられている。多くの解析方法が報告されているが、主に、手間のかかるポリアクリルアミドゲル電気泳動か、簡便な自動シークエンサーのキャピラリー電気泳動を用いてタイピングされる。いずれの方法もPCR後に試料を処理しなければならない。高分解融解法は詳細な配列分析とリアルタイムPCRのクローズドチューブの利点を兼ねた方法である。本法をぶどう台木やオリーブなど植物品種の同定に利用する新しい手法を紹介する。

結果
多くの植物品種および台木標本のDNA融解曲線を、品種が特定されている植物の融解曲線を対照として比較した。2つのぶどう台木の近縁種は2塩基の繰り返しが一ヶ所異なるだけであるが迅速に区別することができた。同一の栽培変種の融解曲線は再現性高く一致した。

結論
この新しいマイクロサテライト分析法は品種証明のための時間を大幅に短縮するハイスループット解析法であり、他の用途のマイクロサテライト分析にも適用できる。

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